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・悪徳リフォームにだまされないために。

埼玉県富士見市の認知症姉妹の訪問リフォーム問題や全国で高齢者らを対象に不要な住宅リフォーム工事を行った業者が逮捕・行政指導等受けています。こうした業者は全て訪問販売によって営業しています。富士見市以外に訪問販売業者が起こした事件の見出しと関係する会社をご覧ください。

宮崎県 工事など1500万円契約 認知症の夫、76歳の妻 (共同通信)

[ 2005年6月11日 ]
愛媛県 障害男性に不要リフォーム 耐震工事など1200万円 (共同通信)
[ 2005年6月14日 ]
<悪徳リフォーム>埼玉県川越市の男性も1300万契約 (毎日新聞)

[2005年6月14日]
リフォーム5社、事故後遺症の男性と次々契約 (読売新聞)
[ 2005年6月14日 ]
リフォームなどで3千万円、認知症の70代女性と契約 (読売新聞)

[ 2005年6月16日 ]

住宅リフォーム会社「エム・エイチ・エス」(東京都中央区)エム社グループ
住宅リフォーム会社「サムニンジャパン」グループ(東京都)
「アクアジャパングループ」(さいたま市北区)

これまでの彼ら悪徳業者の手口は以下の様なものです。

1)認知症、高齢者、一人暮らし(特に女性)を狙う
2)実績・長年の経験などみせかけの信頼や中途半端な知識でプロを装う
3)見えない部分(天井裏や床下)に使われる商材や一方的なデータ・論拠
4)「このままだと危険」「大変なことになる」など恐怖心をあおる
5)高額代金をクレジットで安く見せる、クレジット契約で確実な回収を狙う
6)すぐに工事にとりかかる

これらに該当する訪問販売業者には細心の注意を払ってください。極論すれば訪問販売業者とは契約をしないようにした方が良いでしょう。こうした問題の背景には訪問販売という営業システムが抱える大きな問題が原因です。言わずと知れた「インセンティブ=出来高払い」です。やればやるほど給与が貰えますので売り上げだけが営業の目的となります。上記に関係する20代の営業マンの月給は900万円を超えた事もあるとか…。大金を手にした若者が自分を見失うのにそれ程時間はいらないでしょう。

またこうした訪問販売の取扱商材には特徴があります。粗利益が非常に高いのです。つまり、高いインセンティブを払うためには、高い粗利益は必要不可欠で、これがとれない商材は業者・営業マンにとって「美味しく」無い訳です。8割以上のせて売れない商材を業者は取り扱いません。最近の具体的な訪販商材にはソーラ温水器・発電機、浄水器、活水器、耐震補強金物、床下換気扇、換気扇メッシュなどがあります。「モイスコジャパン」(福岡市)などの様に特定の会社と代理店契約した業者が悪事を働く事もあります。この業者の代理店は50名が逮捕されています。

ソーラ温水器・発電機、浄水器、活水器、耐震補強金物、床下換気扇、換気扇メッシュなどは訪問販売で契約しない方が得策です。

さらに悪徳業者の口上などをご紹介します。 [毎日新聞6月26日]より

「狙うのは年金生活の夫婦」「『ご苦労さま』と言う人は契約を取りやすい」――。昨年まで約3年間、大手リフォーム会社の営業担当だった男性(38)が毎日新聞の取材に応じた。男性はシステムバスの販売を担当。近隣での工事を装い、欠陥がなくてもあるように指摘するなど消費者心理につけ込む手口や、マニュアル作成、演技指導を行うなど会社側の「社員教育」の実態などを赤裸々に語った。【須山勉】

近くで工事
 営業マンは工事監督の服装で、近隣で工事をしているように装い、割り当て地域の各戸を回る。「この先の工事で、前の道をウチの車が何度か行き来するかもしれませんので」と明るく元気にあいさつする。
 この際「分かりました」という人より「ご苦労さま」と応じる人の方が話が進む。帰り際に「あ、そうだ。おうちの横から出ている水を止めておかないとダメですよ」などと話しかけると「どこ?」と聞き返す確率が高いからだ。こうした問題点の指摘を、業界では「投げかけ」と呼ぶ。
演技力がすべて
 古い家の風呂だと、外側の基礎部分に水のシミがあることが珍しくない。営業マンは「ここだ。かなり染みちゃってるな」と驚いてみせる。ひざをつき、顔を近づけるなどして心配しているように振る舞う。
 「どこ?」と言われたら、自分の影でも何でも色づいている所を指して「こんなになっている」。「どうすればいいかしら?」と問い返す人も少なくない。これで家に入るきっかけができる。
役割分担
 風呂場に案内されたら、排水口のふたを開けるなどし「他の業者に見せると壊さないといけない」と持ちかけ、「原因調査」のために自社の「専門家」を勧める。実際は「つなぎ」と呼ぶ別の営業マンが訪問し、ハンマーでたたくなどし「水が回ってますね」などと“診断”。風呂はダメと思いこませる。
 この際も「近くで工事しているから、今なら安い」と言うのは忘れない。「いくら?」と来れば、後は「クローザー」と言われる契約担当者が登場する。
マニュアル
 営業トークはマニュアルでほぼ統一され、上司による「演技指導」もあった。ただ、マニュアルは手口を変えていくため、頻繁に更新される。最高の客は年金生活の夫婦暮らし。経済的余裕があるからだ。営業所での朝礼で、営業マンは一人ずつ大声で「今日は絶対『年金AB(年金暮らしの夫婦のこと)』両面アポにこだわります」と誓わされていた。
 男性は東京都内での約3時間のインタビューの最後に言った。「老い先が短いお年寄りは『将来を考えて』という言葉に弱い。周囲からそんな言葉をかけられていないから。訪問販売の被害が絶えないのは、孤立している人が多いためじゃないですか」


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